CLSAが買収検討、ライバル会社の事業縮小は好機-CEO

仏銀クレディ・アグリコルの証券部 門で中国の中信証券(CITIC証券)に買収されつつあるCLSAア ジアパシフィック・マーケッツは、ライバル会社が金融危機で苦戦を強 いられる中、自ら買収標的を探している。

ジョナサン・スローン最高経営責任者(CEO)は10日にブルーム バーグテレビジョンのインタビューで、「どこかで買収の可能性はある だろう」と述べ、「われわれは現在、いくつかの興味深い場所に注目し ている」と語った。

スローンCEOはまた、金融業界が昨年前半に「強気になり過ぎて いた」と述べ、大きくなり過ぎた投資銀行や証券会社はここにきて縮小 や撤退を余儀なくされていると指摘した。さらに「金融業界は現在、多 くの痛手を受けている。そうした場所で好機を見いだすにはいい時期 だ」と述べた。具体的な説明は控えた。

CLSAは13カ国で株式調査やトレーディング、資産運用、株式発 行やM&Aの助言などのサービスを提供している。スローンCEOは中 信証券とのつながりによって中国での機会が開かれていると述べ、中信 証券がCLSAの拡大を望んでいることも明らかにした。

中信証券は7月20日、CLSA株19.9%の買収を完了したと発表 し、残りの株式を2013年半ばまでに買い取る計画を明らかにしている。

原題:CLSA Considering Acquisitions as Rivals Retrench, Slone Says (1)(抜粋)

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