【個別銘柄】資源関連や鉄鋼高い、半導体関連安い、SUMCO急落

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きょうの日本株市場で、株価変動材 料のあった銘柄の終値は以下の通り。

資源関連株:三井物産(8031)が前週末比2.7%高の1120円、住友 金属鉱山(5713)が6%高の890円、JXホールディングス(5020) が2.8%高の408円、など。8月の米国雇用者数の伸びが予想を下回り、 米追加金融緩和の思惑から7日のニューヨーク原油先物は3日続伸し た。中国政府が新たなインフラ計画を承認したことで銅先物も反発した ため、市況高の恩恵が見込まれた。

鉄鋼株:新日本製鉄(5401)が1.8%高の166円、JFEホールディ ングス(5411)が1.5%高の1074円など。JPモルガン証券は中国の公 共投資計画について、低迷する中国鋼材内需の底上げとなり、アジアの 鉄鋼セクター全般にポジティブな動きとなる可能性が高い、と指摘し た。

半導体関連株:東京エレクトロン(8035)が3.3%安の3625円、大 日本スクリーン製造(7735)が6.2%安の426円、アドバンテスト (6758)が4.4%安の1145円など。半導体メーカー最大手の米インテル が7日、需要の予想以上の低迷や厳しいマクロ経済環境を理由に7-9 月の売上高見通しを下方修正したため、厳しい業界環境を懸念する動き が強まった。

ツガミ(6101):10%安の503円で、東証1部値下がり率1位。 JPモルガン証券は7日、受注の本格回復が11月以降にずれ込んでいる 点や、スマートフォン関連訴訟の影響を踏まえ、投資判断を「オーバー ウエート」から「中立」、目標株価を950円から600円に下げた。みずほ 証券では同日、新規に判断を「アンダーパフォーム」とし、目標株価 を450円とした。

SUMCO(3436):6.7%安の581円。2-7月営業利益は前年同 期比27%増の68億9800万円だった。クレディ・スイス証券では決算説明 会で下期のウエハー需要減少見通しがコメントされた、と10日付メモに 記述。同社は通期営業利益計画150億円を据え置いたが、未達の可能性 が高い(同証予想140億円)としている。

ダイハツ工業(7262):3.5%安の1240円。ゴールドマン・サック ス証券では、投資判断を「買い」から「中立」へ引き下げた。今月予定 されているインドネシアのローコスト・アンド・グリーンカー (LCGC)導入により、当面の好材料は出尽くすと判断した。

クックパッド(2193):3.7%高の2191円。5-7月営業利益は前 年同期比46%増の5億6300万円だった、と7日に発表。会員事業でプレ ミアム会員数が80万人を突破するなど順調に増加したほか、広告事業で はネットワーク広告が伸びて売上高の拡大に寄与した。野村証券は投資 判断「買い」を継続した。

ドクターシーラボ(4924):7.6%安の25万5000円。2012年7月期 営業利益はその前の期に比べて13%減の89億6300万円となった。三菱 UFJモルガン・スタンレー証券では、前期の2けた減益、今上期の見 通しなくネガティブな印象、と7日付リポートで記述した。東証1部値 下がり率2位。

丹青社(9743):3%安の256円。経営改革への取り組みを継続 し、2-7月営業利益は前年同期比27%増の12億6000万円となった。た だ13年1月通期計画(11億1000万円)は据え置いたままとなっており、 下期業績に対する不透明感から売りが増加した。

セブン&アイ・ホールディングス(3382):1.2%高の2325円。15 年度をめどに傘下のイトーヨーカ堂の正社員を半分に減らすと8日付の 日本経済新聞朝刊が報じた。野村証券では、日米セブン-イレブンの増 収加速とイトーヨーカ堂の収益性悪化が生じているとした上で、ヨーカ 堂対策も出始めたと指摘。同社株の「買い」を確認。

日経平均採用銘柄の入れ替え関連:三菱製紙(3864)が4.8%高 の65円、三菱ガス化学(4182)が2.7%安の428円など。日本経済新聞社 は7日に日経平均株価の採用銘柄入れ替えを発表し、トクヤマ(4043) を新規採用した。市場流動性低下による銘柄除外は無かった。除外が予 想されていた三菱紙は継続採用が好感されて上昇した半面、事前に採用 が予想されていた菱ガス化などは失望売りが増加した。

UBIC(2158):8.5%高の5640円。大和証券では同社につい て、アジア言語に強い世界で唯一の訴訟支援IT企業だと評価。新規に 株式レーティングを「1(買い)」、目標株価6750円に設定した。

東邦ホールディングス(8129):12%高の1489円。発行済み株式総 数の4.5%に当たる330万株、金額で50億円を上限に自社株買いを行うと 7日に発表。取得期間は10日から13年3月22日まで。

常磐興産(9675):30円(33%)高の120円とストップ高。基幹施 設の「スパリゾートハワイアンズ」の利用者数が想定を上回るとし、13 年3月期の連結営業利益計画を3億1000万円から14億6000万円に上方修 正する、と7日に発表。前期は15億円の赤字だった。

ヤーマン(6630):4.5%安の1132円。通販、店販部門で脱毛器 「no!no!HAIR」シリーズの販売が機能強化製品を投入した前年同期に比 べ減った影響などで、5-7月期(第1四半期)の連結営業利益は前年 同期比5割減の4億500万円だったと午前に発表した。

アゼアス(3161):11%安の367円。13年4月期の連結営業利益見 通しを4億3700万円から3億6700万円に引き下げる、と7日に発表。防 護服事業で震災復興需要が一服、連日の猛暑で汚れ作業などでの着用も 敬遠され、アパレル資材事業でのユニフォーム低調も響く。前期比で は、減益率が15%から29%に拡大するもよう。

ビットアイル(3811):3.9%高の723円。大和証券は7日付で投資 判断を従来の「3(中立)」から「1(買い)」に2段階引き上げた。 クラウド事業の本格化は短期収益を押し下げるものの、中長期の成長を 加速させようと分析。中期経営計画は達成可能とみる。目標株価は940 円に設定した。

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