英国:7月の鉱工業生産、前月比2.9%増-25年ぶり大幅な伸び

英国の7月の鉱工業生産は前月比で 急増した。エリザベス女王の即位60周年を記念する祝日設定で生産が抑 えられた6月からの反動で、25年ぶりの大幅な伸びとなった。

英政府統計局(ONS)が7日発表した7月の鉱工業生産指数は前 月比2.9%上昇。1987年2月以来最高の上昇率となった。6月は2.4%低 下。ブルームバーグがまとめたエコノミスト28人の調査中央値で は1.5%上昇が見込まれていた。7月の製造業生産指数は3.2%上昇で、 エコノミスト予想を上回り、2002年7月以降で最大の伸びとなった。6 月は2.9%の低下。

IHSグローバル・インサイトの欧州チーフエコノミスト、ハワー ド・アーチャー氏は統計発表前、「経済が低迷しているとの見方を根本 的に変えることにはならない」とし、「英製造業は明らかに、非常に厳 しい国内外の環境にさらされている」と語った。

製造業生産指数を構成する13項目のうち、前月比で増えたのは11項 目で、2項目が減少だった。卑金属や輸送機器が大きく伸びた。

同時に発表された8月の生産者物価統計で、生産者出荷価格は前月 比0.5%上昇した。4月以来最大の伸びで、石油製品が主要因。前年同 月比では上昇率は2.2%となった。

ONSによると、仕入価格指数は前月比2%上昇。前年同月比で は1.4%上昇した。

原題:U.K. Industrial Output Jumps Most in 25 Years After Jubilee (1)(抜粋)

--取材協力:Mark Evans、Harumi Ichikura.

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