日本の物流施設取得へ-豪不動産グッドマンがアブダビと提携

産業用不動産の投資信託でオースト ラリア最大手のグッドマン・グループは7日、アブダビ投資評議会( ADIC)と提携して日本で倉庫などの物流施設に投資すると発表し た。

グッドマンの資料によると、同社がADICと設立した不動産投信 は5億ドル(約390億円)の資金を集めた。これは、同投信のレバレッ ジ能力と合わせて、東京や大阪などの主要都市で物流施設を10億ドル以 上取得できる規模だという。ADICは、アラブ首長国連邦(UAE) アブダビ首長国の政府系ファンド(SWF)。

また、別の不動産投信「グッドマン・ジャパン・コア・ファンド」 は世界的な機関投資家3社から資金を受け入れたとも発表した。

日本の物流施設は空室率が改善し、投資家を引き付けている。空室 率は約2年前には過去最高水準だった。不動産サービスのCBREグル ープによれば、首都圏の大規模なマルチテナント型物流施設の空室率は 6月末現在3.6%と、昨年12月の5.2%から低下。昨年の震災後に、メー カーがサプライチェーン(供給・調達網)と流通網を見直していること が背景にあるという。

グッドマンとADICの不動産投信は、東京湾と大阪の開発プロジ ェクト計3件、総賃貸面積合わせて25万平方メートルへの投資から運用 を始める。

原題:Goodman and Abu Dhabi Investment to Buy Warehouses in Japan (1)(抜粋)

--取材協力:Victoria Batchelor.

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