アジア株、年初来の大幅高-ECBの債券購入計画を好感

7日のアジア株式相場は上昇。指標 のMSCIアジア太平洋指数が昨年12月以来の大幅高となる勢いだ。欧 州中央銀行(ECB)が債券購入計画を発表したほか、米新規失業保険 申請が予想より少なかったことなどを受けて、アジアの輸出企業の利益 見通しが改善された。

香港市場では、小売業や港湾運営を手掛けるハチソン・ワンポア が3.1%高。同社は売上高の55%を欧州で稼ぐ。セメントメーカーの華 潤水泥は12%上昇。中国政府が道路整備計画を承認したことが手掛かり となった。売り上げの4分の1を北米で稼ぐトヨタ自動車も高い。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時26分現在、前日 比2.1%高の118.40。このままいけば昨年12月1日以来の大幅高とな る。構成銘柄のうち値上がりと値下がりの比率は約6対1。週間で は0.6%上昇している。

ラッセル・インベストメント・グループのチーフ投資ストラテジス ト、アンドルー・ピース氏(シドニー在勤)は、ECBの債券購入計画 により「少なくとも年内は欧州の新たな危機の話が議題に上らないだろ う」と指摘。「欧州のテールリスクを最小限に抑えるものであることは 間違いない」と述べた。

原題:Asian Stocks Head for Biggest Gain This Year on ECB Plan, China(抜粋)

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