【個別銘柄】建機上昇、東ドームや前田建高い、シャープ戻す

きょうの日本株市場で、株価変動材 料の出た銘柄の終値は以下の通り。

建機:コマツ(6301)が前日比6.6%高の1592円、日立建機 (6305)が4.7%高の1319円。中国当局は6日、総延長2018キロメート ルの道路整備計画を承認した。国家発展改革委員会の資料によると、プ ロジェクトには浙江省での高速道路建設などを含む。4日にも12年鉄道 投資計画の増額修正があり、SMBC日興証券の中国担当エコノミス ト、白岩千幸氏は中国政府のインフラ投資の前倒し策を受け、「中国の 景気は早晩減速傾向に歯止めが掛かり、その後は緩やかに回復してい く」とみている。

日本電産(6594):2.6%高の6010円。ドイツ証券は6日、投資判 断「買い」で新規カバレッジを開始した。精密小型モータ中心の事業体 から総合的なモータ企業への業容拡大が進んでいると評価。13年3月期 連結営業利益予想は960億円とし、会社計画の950億円は達成可能との見 方を示した。

東レ(3402):3.7%高の477円。世界トップシェアを持つ炭素繊維 の生産能力を、2015年までに5割増の2万7100トンに、20年にはその倍 の規模まで増強するとの方針を大西盛行専務がインタビューで明らかに した、とブルームバーグ・ニュースが報じた。米ボーイング社や欧州エ アバス新型旅客機向けに加え、今後は自動車を中心に用途開発を進める ことで需要増を取り込むという。

東京ドーム(9681):4.8%高の239円。プロ野球・巨人が好調で東 京ドームの集客効果が高まったほか、採算の良い飲食やグッズも売れ、 2-7月期の連結営業利益は、従来予想の44億円を上回る50億円弱と前 年同期比3倍強だったようだ、と7日付の日本経済新聞朝刊が報じた。

前田建設工業(1824):4.1%高の358円。伐採した枝など植物の細 胞に入り込んだものを含めて放射性セシウムを除去できるプラントを開 発した、と日経新聞朝刊が報じた。管理が必要な汚染土壌の量を大幅に 減らし、作業の推進や費用コスト低減につながる可能性があるという。

キヤノン(7751):4.6%高の2589円。同社中国法人の小沢秀樹総 裁は、2017年までに中国での売上高を現在の4倍以上の100億ドル (約7800億円)に引き上げる目標を明らかにした、と日経新聞朝刊が報 じた。現在21の国内拠点を12年度中に32に増やし、主力の一眼レフカメ ラに加え、商業印刷や防犯カメラなどの分野も拡大するとしている。

積水ハウス(1928):3.7%高の748円。戸建・賃貸住宅ともに順調 で収益性が改善したとして、13年1月期連結営業利益予想を800億円か ら850億円に増額する、と6日発表した。ブルームバーグ・データによ るアナリストの事前予想値の平均823億円を上回る水準。

クミアイ化学工業(4996):7.6%安の353円。国内向け水稲用除草 剤の伸長で11年11月-12年7月期の連結売上高は前年同期比2%伸びた が、円高の影響や販売・一般管理費増加が響き、営業利益は同16%減 の13億7500万円だった、と6日発表した。

シャープ(6753):午後切り返して3%高の206円。同社は鴻海精 密工業から出資がない場合の計画案を策定している、などとロイターが 複数の関係者の話としてきょうの午後報じた。報道によると、主力取引 銀行は新たにシンジケート団を組成、来年3月末よりやや先までの資金 として3000億円程度の融資を準備するという。

東洋紡(3101):4.9%高の86円。損傷した神経を再生する治療用 医療機器「神経再生誘導チューブ」を開発、製品化すると6日発表し た。薬事法に基づく臨床試験で有効性を確認し、2月に厚生労働省へ製 造販売承認を申請済み。13年春に販売承認を取得し、15年に売上高50億 円を目指すとしている。

東建コーポレーション(1766):1.4%安の3190円。受注促進キャ ンペーン実施などに伴うコスト増で利益率が低下したことから、5-7 月期連結純利益は前年同期比22%減の6億400万円だった、と6日発表 した。据え置いた13年4月期予想44億5500万円に対する進ちょく率 は14%にとどまった。

酉島製作所(6363):3.8%安の564円。野村証券は6日、目標株価 を900円から580円に引き下げた。販売済み製品の品質保証に関するクレ ーム対応で、通常の生産に支障をきたす状況は継続すると指摘。14年3 月期初からの基幹統合システムの導入予定に伴う生産混乱のリスクも考 えられるほか、足元でポンプの価格競争は激化しているとの見方を示し た。

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