台湾HTC特許は有効の公算、アップル製品に不利益も-ITC

米アップルが、台湾の宏達国際電子 (HTC)が持つワイヤレス端末のデータ送信に関する特許2件を無効 にするのは困難かもしれない。米国際貿易委員会(ITC)の判事が6 日の審理でこう指摘した。アップルのタブレット型コンピューター「i Pad(アイパッド )」やスマートフォン「iPhone(アイフォ ーン)」最新型の輸入禁止につながりかねない判断だ。

ITCのトーマス・ペンダー判事は、特許無効を決定する法的基準 に言及し、「明確で説得力があることが私にとって意味を持つ」と発 言。「米国での特許無効には、かなりの確信が必要だ」と述べた。

HTCは、より大量のデータを確実に伝送する方法に関する自社の 特許2件をアップルに侵害されたと主張している。HTCによると、こ の方法はダウンロードの高速化を可能にするもので、新たな通信規格で あるロング・ターム・エボリューション(LTE)に不可欠だという。

HTCの特許の有効性が認められれば、同社は、ことし3月に米国 で発売されたアイパッドの輸入禁止を求める可能性がある。また、来週 にも発表されるとみられる最新のアイフォーンにLTEが使われている 場合は、その差し止めも要求することが考えられる。また、HTCを相 手取って別の特許侵害訴訟を起こしているアップルとの法廷闘争を和解 に持ち込むきっかけを与える可能性もある。

--取材協力:Tim Culpan、Adam Satariano、Olga Kharif、Scott Moritz.

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