クーン氏:国債購入プログラム開始はECB単独で決められず

欧州中央銀行(ECB)の政策委員 会メンバー、ベルギー中央銀行のクーン総裁は、ECBによる国債購入 プログラムのタイミングは同中銀がコントロールできるものではなく、 まず対象国の支援要請が多くの関連機関によって承認される必要がある と指摘した。

クーン総裁は6日遅くにルクセンブルクで、ECBが国債市場への 介入をどれだけ迅速に実施するのかとの記者団の質問に対し、「どれだ け速く対応するかは、われわれ次第ではない」と発言。「こうしたこと を承認する必要のある他の全ての手続き次第であり、それを受けてわれ われは介入する」と述べた。

ECBは同日、ユーロ圏内の金利を管理する力を取り戻し、通貨同 盟崩壊の観測に対抗することを目指して無制限の国債購入に合意した。 これは域内の救済基金と歩調を合わせて実施される。

クーン総裁は国債購入に関する「条件を付けることは不可欠だ」と 指摘。「根本的な構造上の不均衡への対処がなされなければ、金融政策 の伝達メカニズムへの障害を取り除くことはできない」とも述べた。

同総裁は、ECB政策委員会はあらゆる債券購入について、どのよ うに始め、実施し、中断するかを決めると説明。対象国ごとの個別計画 の策定・監視に関しては、国際通貨基金(IMF)に支援を依頼するこ とになる。

原題:ECB’s Coene Says Start of Bond Purchasing Out of Bank’s Hands(抜粋)

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