JPモルガンの取引損失、上院小委員会が調査を強化-関係者

米銀JPモルガン・チェースがデリ バティブ取引で巨額の損失を出した問題に対し、レビン米上院議員(民 主、ミシガン州)が委員長を務める上院常設調査小委員会は調査を本格 化している。調査について説明を受けた関係者3人が明らかにした。

調査が公表されていないとして匿名を条件に語った関係者による と、同小委員会はチーフ・インベスメント・オフィス(CIO)に勤務 していた、あるいは同部門の上層部に関与した人物の証言を求めてい る。CIOのロンドンオフィスでは今年、取引の失敗で少なくとも58億 ドル(約4600億円)の損失を出し、市場に影響を及ぼした。

レビン議員の広報担当タラ・アンドリアンガ氏からのコメントは得 られていない。JPモルガンの広報担当ジョー・エバンジェリスティ氏 は調査についてのコメントを避け、「いつも通り、当行はこの問題に関 して監督当局と政府からの要請には十分に協力している」と述べるにと どまった。

またブルームバーグが入手した社内メモによると、JPモルガンは この日、クレイグ・ディレイニー氏を最高投資責任者(CIO)に任命 した。社内メモによると、ディレイニー氏はマット・ゼームズ共同最高 執行責任者(COO)の直属となる。社内メモによるとディレイニー氏 は「広範にわたる職務」の一環として住宅ローン回収権利の管理も率い る。

原題:JPMorgan Said to Face Escalating Senate Probe of CIO Losses (1)(抜粋)

--取材協力:David Scheer、Phil Mattingly.

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