ECB:政策金利据え置き―焦点は中銀の信頼性賭けた国債購入

欧州中央銀行(ECB)は6日、政 策金利を据え置いた。ドラギ総裁が国債購入計画の発表を準備する中 で、利下げを控えた。

ECBは定例政策委員会で、短期金利の調節手段である短期買いオ ペ(売り戻し条件付き債券買いオペ=レポ)の最低応札金利を過去最低 の0.75%に据え置くことを決めた。ブルームバーグ・ニュースのエコノ ミスト調査では58人中28人が据え置きを予想。30人が0.5%への利下げ を見込んでいた。

下限政策金利の中銀預金金利は0%、上限政策金利である限界貸出 金利は1.5%で据え置いた。

北ドイツ州立銀行(ノルトLB)のエコノミスト、イエンス・クラ マー氏(ハノーバー在勤)は「ECBは弾薬を温存し、恐らく来月に利 下げをするのだろう」として、焦点は国債購入であり「利下げは実際に はもはや何の効果もないだろうが、ECBがユーロを救うために火力を 全て投入することを示す追加のシグナルにはなる」と話している。

ドラギ総裁はECBによる国債購入を正当化する議論として、ユー ロ圏経済が分断化され金融政策の効果が域内全域に及ばなくなったた め、金利をコントロールする力をECBが取り戻す必要があると説明し ている。

ECBの政策委員会と並行してスペインでは、ラホイ首相がメルケ ル首相をマドリードに迎えて危機解決策を協議している。両首脳もドラ ギ総裁とほぼ同時に記者会見する予定。

原題:ECB Holds Rates as Draghi Stakes Credibility on Bond-

--取材協力:Kristian Siedenburg、Jana Randow、Jeff Black、Annette Weisbach.

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