シャープ株が大幅下落、ムーディーズ「投機的」で売り先行-東京市場

シャープ株が大幅下落。株価は2営 業日ぶりに200円を割り込んだ。ムーディーズがシャープの短期格付け を「投機的等級」に引き下げたことから売りが先行している。

株価は一時、前日比15円(7.2%)安の194円まで売られた。下落率 は、米スタンダード&プアーズ(S&P)がシャープ格付けを「投機 的」に引き下げたのを受け下落した3日以来の水準。午前10時33分現在 の売買額は国内上場株で1位。

ムーディーズは、引き下げの要因に、短期債務増加と業績低迷によ りシャープの流動性への圧力が続いていることを挙げた。同社は、シャ ープが金融機関や鴻海精密工業などと事業・財務の安定化に向けた取り 組みを始めているものの、効果が出るにはしばらく時間を要するという 見方を示した。

シャープ広報担当の中山みゆき氏は6日、本社や亀山工場はじめ国 内のほとんどの事業所や営業拠点の不動産を金融機関に担保提供したこ とを明らかにした。担保極度額はみずほコーポレート銀行と三菱東京 UFJ銀行、各750億円の計1500億円。シャープの担保提供については 6日付の朝日新聞朝刊が先に報じていた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE