ブラジル株:ボベスパは反発-関税引き上げで資源株に買い

5日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が1カ月ぶりの安値から反発。ブラジル政府が鉄鋼や石 油化学製品などの輸入品に課す関税を引き上げたことで、国内販売の見 通しが上向き、資源株が買われた。

鉄鋼メーカーのウジミナスは18%上昇し、4年ぶりの大幅高。同社 は過去5四半期のうち2四半期で純損失を計上している。中南米最大の 石油化学会社ブラスケムは5.6%値上がり。中南米2位の製紙会社スザ ーノ・パペル・エ・セルローゼも3.4%高と、3日ぶりに反発。サンタ ンデール銀行が投資判断を「セル」から「ホールド」相当に引き上げた ことが好感された。

ボベスパ指数は前日比1.1%高の56863.91で終了。指数構成銘柄の うち上昇が46銘柄、下落は21銘柄。通貨レアルはサンパウロ時間午後5 時28分(日本時間6日午前5時28分)現在、0.2%高の1ドル=2.0386 レアル。ブラジル貿易省がブラジリアで記者団に配布した資料によれ ば、同国政府は4日、タイヤなど100品目の輸入品にかかる関税を引き 上げた。

証券会社マグリアーノのチーフアナリスト、エンリケ・クレイネ氏 は電話取材に対し、「政府は景気回復支援策の一環として、国内製造業 を保護する措置を講じている」と指摘。「このような措置の恩恵を直接 受ける銘柄が最も値上がりしている」と述べた。

原題:Bovespa Rebounds as Usiminas Surges After Brazil Raises Tariffs(抜粋)

--取材協力:Denyse Godoy.

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