MITジョンソン教授:イタリアの債務は最も持続不可能

国際通貨基金(IMF)の元調査局 長で、マサチューセッツ工科大学(MIT)スローン経営大学院で教授 を務めるサイモン・ジョンソン氏は、持続不可能な債務を抱える欧州の 国として真っ先に名前が挙がるのはイタリアだろうと指摘した。

ジョンソン教授は5日、「ブルームバーグ・サーベイランス」のラ ジオインタビューで、欧州金融危機の解決には「長い時間を要する」だ けでなく、「債務や世界中のリスクをめぐる考え方の大きな変化」を引 き起こすとの見方を示した。

ブルームバーグ・ビューへの寄稿者でもある同教授は「これらの国 はその種の債務再編を回避するために多くを試みるだろう。これは長く 痛みを伴うプロセスになる」と述べ、「これらの国は1930年代以降、大 規模なデフォルト(債務不履行)を経験していない」と付け加えた。

名目の債務がドイツに続いてユーロ圏で2番目に多い約2兆ユーロ (約198兆円)に上るイタリアにとって、借り入れコストの押し下げは 極めて重要。同国は年内に償還予定の1650億ユーロの国債および政府短 期証券の借り換えを行う必要がある。これはスペインの3倍強の大きさ だ。

原題:MIT’s Johnson Sees Italy’s Debt as Most Unsustainable: Tom Keene(抜粋)

--取材協力:Ian Katz、Jana Randow、Jeff Black、Kevin Costelloe.

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