ムーディーズもシャープ短期格付けを「投機的」に引き下げ

米格付け会社ムーディーズは5日、 シャープの短期格付けを1段階引き下げ、投機的な「Not Prime (ノットプライム)」としたと発表した。ブルームバーグ・データで確 認可能な範囲でムーディーズが、シャープを投機的等級にしたのは初め て。

ムーディーズは引き下げの理由について、短期債務増加と業績低迷 によりシャープの流動性への圧力が続いていることを挙げた。短期格付 けについて、8月3日に1段階下げており、投資適格で最低のレベルに していた。シャープの格付けを巡っては、米スタンダード・アンド・プ アーズ(S&P)が8月31日、長期と短期格付けを「投機的」等級に引 き下げたばかり。

ムーディーズは、6月末時点でシャープが短期債務残高が約7000億 円に上っている点を指摘。金融機関や鴻海精密工業などと事業・財務の 安定化に向けた取り組みを始めているものの、その効果が出るにはしば らく時間を要するという見方を示した。

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