アジア株:5日続落、世界的な減速懸念で-サムスン電子安い

5日のアジア株式相場は下落。指標 のMSCIアジア太平洋指数はここ8週間で最も長期の下げとなってい る。米国や中国、オーストラリアなどの経済指標を受けて、世界の経済 成長が鈍化しているとの懸念が強まった。

家電輸出で韓国最大手のサムスン電子はソウル市場で2.4%安。同 社は売り上げの20%を米国で稼ぐ。時価総額でオーストラリア2位の銀 行ウエストパック銀行は1.5%安。豪州の4-6月(第2四半期)の経 済成長率は予想を下回る伸びにとどまった。鉄鉱石生産で豪州3位のフ ォーテスキュー・メタルズ・グループは8.5%の値下がり。中国の成長 減速を背景に、鉄鉱石価格が3年ぶりの安値となったことが響いた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時59分現在、前日 比1.2%安の115.78。これで5営業日続落。構成銘柄中、値下がりと値 上がりの比率は約4対1。

AMPキャピタル・インベスターズの資産配分責任者、ネーダー・ ナエイミ氏(シドニー在勤)は「マクロ環境は極めて厳しく、景気状況 は明らかに脆弱(ぜいじゃく)だ」と指摘。「市場はECBの会合を控 え神経質になっている」と述べた。

原題:Asian Stocks Decline for Fifth Day on Global Slowdown Concern(抜粋)

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