ドイツ銀CEO:ニューノーマルに備えよ-自国市場回帰は危険

ドイツ銀行のユルゲン・フィッチェ ン共同最高経営責任者(CEO)は、債務危機が顧客の活動を抑制し、 競争が激化する中で、欧州の銀行業界の利益率が圧迫される状況が今後 も続くとの見通しを示した。

フィッチェン共同CEOは4日のフランクフルトでの銀行会議で、 利益率の圧迫と資本基準の強化こそが「ニューノーマル(新たな標 準)」だと発言。「目覚ましい成長の機会がタイムリーかつ速やかに問 題を解決するというような前提からは、銀行セクターの将来は生まれな い。何年も続く不安定な状況に備えることが賢明だ」と語った。

共同CEOはまた、欧州の銀行が債務危機に伴い自国の市場に事業 を回帰させている状況を「危険な動き」と指摘し、「国内市場への集中 は、将来の成長市場から切り離されるだけでなく、リスクの分散に逆行 するという意味でもリスクが非常に高い」と訴えた。

原題:Fitschen Says Margin Pressure Is ‘New Normal’ for Europe’s Banks(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE