米モンサント製の遺伝子組み換えトウモロコシ、有効性が低下

米モンサント製の害虫を抑制するよ う遺伝子が組み換えられたトウモロコシの有効性が中西部で低下してい ることを示す「証拠が増えている」との見方を、米環境保護局 (EPA)が明らかにした。

EPAは先月発表された科学研究に関する質問への回答で、イリノ イ州にある農場2カ所でトウモロコシの害虫がモンサント製トウモロコ シの殺虫作用への耐性を強めていることが分かったと述べた。この害虫 はトウモロコシが土壌から水分や栄養分を吸収する能力に影響を及ぼ し、10年前に遺伝子組み換えトウモロコシが開発されるまで被害額は年 間約10億ドル(現在のレートで約780億円)に上っていた。

この問題は1年前に報告されていた。米国ではコーンベルト(中西 部の農業地帯)が干ばつに見舞われ、トウモロコシのイールド(単収) が17年ぶりの低水準に低下すると予想されている。トウモロコシはモン サント最大の事業分野で、売上高は2011年度に48億1000万ドルと、全体 の41%を占めた。

原題:Monsanto Corn Seen Losing Effect Amid U.S. Drought: Commodities(抜粋)

--取材協力:Jeff Wilson.

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