サムスン電子の中国工場で法定年齢下回る労働者-CLW

韓国のサムスン電子が中国に置く工 場では法定年齢に達しない労働者が超過勤務を強いられており、安全で ない労働環境にさらされている-。ニューヨークを本拠とするチャイ ナ・レーバー・ウォッチ(CLW、中国労工観察)が指摘した。

CLWが4日発表したリポートによれば、サムスンが所有し運営す る6工場と同社に製品を納入する企業の2工場で「深刻な強制労働」が 行われていることが判明。月100時間を超える強制的な超過勤務や賃金 の未払い、11-12時間におよぶ立ちっぱなしの作業などの違反があった という。「サムスンによる中国工場の労働者の扱いはお手本からは程遠 い。違法と非人道的な違反を列挙すれば長いリストになる」と説明し た。

CLWは8月にもリポートをまとめ、スマートフォン(多機能携帯 電話)とテレビの世界最大のメーカー、サムスンの下請けをしている中 国企業が子供を働かせていると指摘。米アップルのサプライヤーである 台湾系の富士康科技集団(フォックスコン)の中国工場で2010年に自殺 者が相次いだことから、人権団体は中国の電子製品工場での労働条件に 対する監視を強化している。

サムスンの広報担当ジェームズ・チョン氏(ソウル在勤)は5日、 電話取材に応じ、同社は工場を「頻繁」に調べており、法定年齢を下回 る労働者を雇用した実例は承知してないと述べた。

原題:Samsung China Workers Physically, Verbally Abused, Group Says(抜粋)

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