米社債保証コストが低下、欧州の政策協議に注目-CDS取引

4日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが低下した。欧州 の指導者は、域内の財政危機に対処するため債券購入プログラムを協議 している。

ブルームバーグが集計したデータによると、北米企業の信用リスク の指標であるマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッド は、0.8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の101bpと、 約1週間ぶりの低水準となった。

欧州中央銀行(ECB)の政策委員会を6日に控え、4日にはロー マとベルリンで欧州首脳らによる会談が行われている。投資家は景気の 一段の悪化で企業の債務返済能力が損なわれることを懸念している。ド ラギECB総裁は、ユーロの存続を確実にし、金利をコントロールする 力を取り戻す必要があると述べ、同中銀の主たる責務が国債市場への介 入を不可避にすると言明した。

GMPセキュリティーズのグローバル市場戦略担当ディレクター、 エイドリアン・ミラー氏(ニューヨーク在勤)は「ドラギ総裁が債券購 入プログラムの詳細を明らかにするとのコンセンサスがあるようだ」と 述べた上で、「同総裁がこれを実行すれば、それは間違いなくプラス材 料となり、スプレッドは一段と縮小するはずだ」と語った。

原題:U.S. Corporate Credit Swaps Fall as Europe Leaders Debate Plan(抜粋)

--取材協力:Sarika Gangar、Alexander Kowalski、Jeff Black、Jana Randow、Jonathan Stearns.

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