ブラジル株:ボベスパは1カ月ぶり安値-世界的な成長懸念で

4日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が反落し、1カ月ぶりの安値を付けた。世界的に成長が 失速するとの懸念が再燃して資源株が売られたほか、監督当局の監視が 強化されるとの観測から通信会社株が値下がりした。

鉄鉱石生産最大手のヴァーレは2.9%下落し、ボベスパ指数の下げ に最も響いた。同社はブラジル政府がロイヤルティー(採掘権料)の支 払いを求めている問題で、11億レアル(約420億円)を用意しているこ とを明らかにした。ブラジル石油公社(ペトロブラス)は1.2%値下が り。原油安を背景に6営業日続落した。通信会社株はオイの3.3%安を 中心に値下がり。ベルナルド通信相はブルームバーグ・ニュースとのイ ンタビューで、政府は企業の利益よりも消費者のニーズを重視してお り、無線通信事業者は変化に備えるべきだと語った。

ボベスパ指数は前日比1.8%安の56233.90で終了。指数構成銘柄の うち下落が59銘柄、上昇は8銘柄。通貨レアルはサンパウロ時間午後5 時24分(日本時間5日午前5時24分)現在、0.4%安の1ドル=2.0416 レアル。

ブラジル銀行の株式ストラテジスト、ハミルトン・モレイラ氏は電 話取材で、「全ては海外の経済見通しをめぐる問題だ。この日発表され た米国の製造業指標は弱く、欧州からもこのところ良いニュースがな い。そうした状況が輸出依存度の大きい資源株を圧迫している」と述べ た。

原題:Bovespa Falls as Brazilian Producers Drop on Global Growth View(抜粋)

--取材協力:Denyse Godoy.

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