米ISM製造業指数:3カ月連続の縮小、生産は09年来の縮小

米供給管理協会(ISM)が発表し た8月の製造業景況指数は3カ月連続の縮小となった。

8月のISM製造業景況指数は49.6と、前月の49.8から低下 し、2009年7月以来の低水準となった。ブルームバーグがまとめたエコ ノミスト予想の中央値は50だった。同指数で50は製造業活動の拡大と縮 小の境目を示す。

製造業景況指数は2009年6月に景気後退の谷を経過した後、同年7 月の水面下を最後に拡大局面に転じており、3カ月連続縮小はトレンド 転換のリスクを内包している。

リージョンズ・ファイナンシャルのチーフエコノミスト、リチャー ド・ムーディーズ氏は「精彩を欠く景気回復の中でも、製造業は底堅い 部門の一つだったが、やや弱さを見せ始めている」と指摘。「米国の財 政政策、および欧州問題や中国経済について先行きが明確になるまで、 製造業は低迷するだろう」と述べた。

項目別に見ると、生産が47.2と、今回の景気回復局面で初めて縮小 圏に沈んだ。前月は51.3だった。新規受注は47.1と、09年4月以来の低 水準となり、これで3カ月連続の水面下。輸出は47(前月46.5)と、3 カ月連続で縮小した。

雇用は51.6と、前月の52から低下し、09年11月以来の最低となっ た。在庫は53と、前月の49を上回った。

仕入れ価格指数は54と前月の39.5から急上昇し、コスト圧迫要因が 新たに加わった格好。入荷遅延は49.3(前月は48.7)と、7カ月連続水 面下にとどまった。

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原題:Manufacturing in U.S. Contracted for a Third Straight Month (2)(抜粋)

--取材協力:Kristy Scheuble.

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