中国株(終了):上海総合指数、09年2月来の安値-景気懸念

中国株式相場は下落。上海総合指数 が2009年2月以来の安値となった。ソシエテ・ジェネラルが成長見通し を引き下げたほか、ゴールドマン・サックス・グループが中国企業の利 益見通しを下方修正した。

中国建設銀行(601939 CH)が下落。クレディ・スイス・グループ が銀行の融資需要鈍化と正味の利ざや低下を警告した。中国工商銀行 (601398 CH)や中国人寿保険(601628 CH)も安い。

酒造会社の貴州茅台酒(600519 CH)はほぼ2年ぶりの大幅な上 昇。同社は一部製品を値上げすると発表した。中国最大の上場証券会 社、中信証券(CITIC証券、600030 CH)は1週間ぶりの高値を付 けた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動して いる上海総合指数は、前日比15.50ポイント(0.8%)安の2043.65 と、09年2月2日以来の安値で終了。構成銘柄中、値下がりと値上がり の比率は約4対1。上海、深圳両証取のA株に連動するCSI300指数 は同1.1%安の2204.41。

浙商証券のアナリスト、チャン・ヤンピン氏(上海在勤)は「今の ところ株式市場の明るい点はそれほど多くない」と指摘。「弱い経済が 引き続き投資家心理の重しとなっている。相場が上向くためには一段の 政策緩和が必要だ」と述べた。

原題:China’s Stocks Fall on Growth, Earnings Concerns; Moutai Surges(抜粋)

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