アップルに倣うべきはデザイン文化、米評決でサムスンの課題

韓国サムスン電子は米カリフォルニ ア州の連邦地裁陪審による先月の評決で米アップルの携帯電話特許を侵 害したと認定されたことで、デザインに重点を置くというアップルのも 一つの特性に倣うよう迫られている。

米国での評決でサムスンは流行の仕掛け人ではなく流行を追いかけ る後発企業としてのイメージが強まった。携帯電話8機種の米国販売差 し止め処分や30億ドル(約2350億円)を超える損害賠償が見込まれる 中、サムスンには携帯電話の設計方法の刷新や、デザインチームがリス クを取る裁量を広げることを求める圧力が強まっている。ただ、こうし た根本的な企業文化の条件作りはたやすいことではなく、アップル共同 創業者の故スティーブ・ジョブズ氏が創造性の標準を打ち立てた業界で 見返りがあるのか不確かだ。

サムスンも顧客とするオレゴン州ポートランドのデザイン会社ジバ の創業者、ソラブ・ボソフィ氏は「サムスンは技術革新モデルの見直し が必要だ」と述べ、「文化的な考え方の改革は最大の障害だ」と指摘し た。

サムスンにとって当面の課題は、次世代携帯電話をアップルの「i Phone(アイフォーン)」とは可能な限り異なるように見せること だ。知的財産権の執行で顧客の代理人を務めるゼネラル・パテント社の アレクサンダー・ポルトラク最高経営責任者(CEO)は、将来の製品 は多分、タッチペンの採用が増えるほか、コントロールボタンは別の場 所に置き、角の丸い長方形以外の形になると予想する。

ポルトラク氏はサムスンについて「アップルのデザインから離れる 必要がある」と述べ、「彼らの製品は類似品に見える。判事はかなりの 変化が必要だと示唆した」と付け加えた。

原題:Verdict Shows Samsung Needs to Copy Apple Design Culture: Tech(抜粋)

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