アジア株:下落、EUの格付け見通し引き下げで-豪州株安い

4日のアジア株式相場は下落。 MSCIアジア太平洋指数は6週間ぶりの長期下落局面となりそうだ。 米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、欧州連合 (EU)の格付け見通しを引き下げた。オーストラリア準備銀行(中央 銀行)が政策金利を据え置き、豪州株も値下がりした。

売り上げの16%を欧州で稼ぐ韓国の携帯電話メーカー、LG電子は ソウル市場で2.2%下落。時価総額で豪州2位の銀行、ウエストパック 銀行は2.1%下げた。香港市場では、不動産開発の雅居楽地産(アジャ イル・プロパティ・ホールディングス)が4.9%安。同社会長逮捕を受 け、DBSビッカーズが投資判断を引き下げた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後4時29分現在、前日 比0.4%安の117.30。これで4日続落となり、7月25日以来最長の下 げ。構成銘柄中、値下がりと値上がりの比率は約11対7。豪州株の指標 であるASX200指数は0.6%安で引けた。

パーペチュアル・インベストメンツの市場調査責任者、マシュー・ シャーウッド氏(シドニー在勤)は、欧州中央銀行(ECB)が2日後 の会合で「行動を起こす可能性は高まっている」としながらも、「それ が十分に包括的で市場が強いセンチメントを保ち、相場上昇を維持でき るかは別問題だ。結局、世界的な債務問題に対応するために中央銀行に できることはそれほど多くない」と語った。

原題:Asia Stocks Fall on Europe Outlook; Australia Index Drops on RBA(抜粋)

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