大証:日経平均VI先物をてこ入れへ-新手数料体系の導入検討

大阪証券取引所は、日経平均ボラテ ィリティ指数(VI)先物の売買増加を狙い、流動性を供給した市場参 加者にインセンティブを支払う制度導入を検討している。大証のデリバ ティブ本部審議役のマティアス・リーティッグ氏が明らかにした。

大証が計画しているのは「メイカー・テイカー」方式。ビッド(買 値)とオファー(売値)を提示する市場参加者にはインセンティブを支 払い、それに対当する取引を行った参加者には手数料を課す仕組みだ。 向こう30日間に予想される日経平均の変動の大きさを表す日経平均VI 先物は、ことし2月に取引が開始された。大証のデータによると、1日 当たりの平均売買高は6月が40枚、7月が44枚だった。

日経平均先物と日経平均VI先物の取引ができるのは、国内では大 証のみ。株式のボラティリティ先物は2004年以降、米国の取引所で売買 されている。08年の金融危機後、大幅な相場変動に対するヘッジ手段を 望む投資家の間で活発に取引されるようになった。

リーティッグ氏は、計画しているメイカー・テイカー方式が受け入 れられるかどうかを現在、市場関係者に確認しているところだと説明 し、恐らく10月に同方式を導入するだろうと述べた。

原題:Osaka Considers Pricing Change to Boost Volatility Index Futures(抜粋)

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