中国株(終了):上海総合指数、4日ぶり反発-刺激策観測で

中国株式市場で、上海総合指数は4 営業日ぶりに反発。中国の製造業活動が一段と鈍化したことを示す経済 指標を受けて、政府が追加刺激策を講じるとの観測が浮上した。

時価総額で中国最大の不動産開発会社、万科企業(000002 CH)は 2カ月ぶり大幅高。保利房地産集団(600048 CH)も高い。不動産ウェ ブサイトを運営する捜房によれば、中国の8月の住宅価格は上昇した。

中国最大の上場証券会社、中信証券(CITIC証券、600030 CH)を中心に証券株が高い。中国証券監督管理委員会(証監会)が信託 会社の株式投資再開を容認したことが手掛かり。上海汽車集団(600104 CH)や中国平安保険(集団、601318 CH)も高い。

HSBCホールディングスとマークイット・エコノミクスが3日発 表した8月の中国製造業購買担当者指数(PMI)は、製造業活動 が2009年3月以来の急速な縮小ペースとなったことを示唆した。中国国 家統計局と中国物流購買連合会が1日発表した同月の製造業PMIで は、9カ月ぶりの活動縮小が示されていた。

華西証券の魏瑋アナリスト(上海在勤)は、「PMIの発表が中国 経済は悪化しつつあるとの一段の懸念につながった」と指摘。「投資家 の信頼感は極めて低く、最近の経済指標は状況改善につながっていない が、こうした状況で希望の光は、預金準備率引き下げや他の緩和措置の 可能性が強まっているかもしれないということだ」と述べた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動して いる上海総合指数は、前週末比11.63ポイント(0.6%)高の2059.15で 終了。8月31日に付けた09年2月以来の安値から上昇に転じた。上海、 深圳両証取のA株に連動するCSI300指数は前週末比1.1%高 の2228.37。

原題:China’s Stocks Rise for First Time in Four Days on Stimulus Bets(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE