ユーロ圏:8月製造業景気指数改定値、45.1に修正-景気後退も

ユーロ圏の8月の製造業活動は当初 見積もりよりも縮小した。域内経済が7-9月(第3四半期)にリセッ ション(景気後退)を回避するのが難しい兆候が示された。

マークイット・エコノミクスが3日発表した8月のユーロ圏製造業 景気指数の改定値は45.1と、先月発表の速報値(45.3)から下方修正さ れた。7月は44.0だった。同指数は50が活動拡大と縮小の分かれ目。

マークイットのシニアエコノミスト、ロブ・ドブソン氏は発表資料 で、「ユーロ圏製造業はマイナス圏にしっかりとどまっている」と述 べ、「縮小ペースが7月と比べ若干緩んだことから製造業活動の縮小が 和らいでいるかもしれないとの安心感をある程度は与えたが、7-9月 の国内総生産(GDP)を押し下げる要因となるだろう」と続けた。

マークイットはユーロ圏のサービス業と製造業を合わせた経済活動 を示す8月の総合景気指数の改定値を5日に公表する。先月23日発表の 速報値によると、8月のサービス業景気指数は47.5と、前月の47.9から 低下した。

最新の経済見通しを近く発表する欧州中央銀行(ECB)は、6月 時点で今年のユーロ圏成長率をマイナス0.1%、インフレ率は平均2.4% との予想を示した。ECBは5、6両日に政策決定会合を開く。

原題:Euro-Area Manufacturing Output Contracts More Than Estimated (1)(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg.

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