フィンランド首相、閣僚に慎重な発言求める-ユーロ問題で

フィンランドのカタイネン首相は、 閣僚による相次ぐ不用意な発言でユーロ圏に残留するとの同国政府の公 約に疑念が生じたことを受け、これ以上の失言は容認できないと明言し た。

6党による連立政権を率いるカタイネン首相は、8月31日に公表さ れたインタビューで、同国はユーロ導入国として「責任ある行動」を取 るとともに、ユーロ圏維持に必要なあらゆる救済を支持すると表明。そ の翌日には国営放送YLEテレビとのインタビューで、閣僚に対し「発 言には慎重を期し」、ユーロ圏が「非常に不安定」な時に市場を混乱さ せるようなコメントは控えるよう求めた。

同首相のこうした発言は、フィンランドがユーロ圏を離脱するとの 観測を鎮めることにつながる可能性がある。ユーロ圏で同国だけが優先 弁済権の付かない緊急融資に担保を要求している。

フィンランド政府の一部主要閣僚は、報道されたユーロ残留・離脱 問題に関する自らのコメントに関して説明を余儀なくされた。トゥオミ オヤ外相は先月、フィンランドがユーロ圏解体に備えていると伝えた英 紙テレグラフの報道について、発言が曲解されたと指摘した。

ウルピライネン財務相も、同国紙カウパッレティとのインタビュー での発言を、AFP通信がフィンランドはユーロ離脱の準備ができてい る可能性を示唆と誤って伝えたことを受け、釈明に追われた。

原題:Katainen Silences Euro Dissenters as Finland Vows Crisis Support(抜粋)

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