【FRB要人発言録】追加緩和の可能性を排除せず-議長

8月27日から9月2日までの米連 邦準備制度理事会(FRB)要人の主な発言は次の通り(記事全文は発 言者の氏名をクリックしてください)。

<8月31日> ロックハート・アトランタ連銀総裁(ワイオミング州ジャクソンホール でブルームバーグテレビジョンのインタビューで):金利低下の観点か ら効果の評価を試みている。刺激策が失業率の押し下げで2014年末まで にあとどれだけ貢献し得るかも検討している。

バーナンキFRB議長(ジャクソンホールでの年次シンポジウムで講 演):経済状況が正当化すれば非伝統的な政策を追加で実施する可能性 を排除すべきでない。経済が最近のペースよりも速く成長し始めない限 り、失業率は最大限の雇用と一致する水準を大きく上回る状態が続く可 能性が高い。

ブラード・セントルイス連銀総裁(ブルームバーグテレビジョンとのイ ンタビューで):本当に大きな行動を取る前にさらに経済統計の内容を 見極めたい。政策当局者は2014年遅くまで低金利を維持する方針を示し た声明内容の変更、あるいは連銀が市中銀行の超過準備に対して支払う 利子の引き下げを検討する必要がある。

<8月30日> プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁(CNBCとのインタビュー で):新たに大規模な債券購入を始めることに伴う潜在的リスクはそれ による恩恵を上回る。現時点で本当に費用対効果に見合うとは思わな い。債券購入で金利を一定程度引き下げることは可能だが、米経済が直 面している逆風からすると、それほど単純でないことは頭に入れておか なければならない。

ロックハート・アトランタ連銀総裁(CNBCのインタビューで):追 加緩和に踏み切るかどうかはまさにぎりぎりの判断になると思う。一段 の措置に伴う長期的コストについては過度に心配していないが、一方で 追加措置の効果は限定的だと考えている。

<8月27日> ピアナルト・クリーブランド連銀総裁(オハイオ州ニューアークで講 演):大規模資産購入には効果があること考えられる。一段の金利低下 を促進するための政策が、ある時点で金融の安定に障害を及ぼすことは あり得る。

エバンス・シカゴ連銀総裁(香港で講演):量的緩和第3弾(QE3) が制約のない資産購入となる可能性がある。経済情勢改善のはっきりと した証拠が示されるまで一定の水準で資産購入が続くという意味だ。失 業が2、3四半期にわたって比較的しっかりと月ごとに再び減少し始め ることが明白な証拠の一例になると思う。

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