米共和党の副大統領候補、ポール・ ライアン氏は同党全国大会での指名受諾演説で、オバマ米大統領を公約 を果たせていない浅はかな大統領と表現するとともに、2008年の大統領 選でオバマ氏が多用したフレーズ「イエス、ウィー・キャン」というフ レーズを連想させる楽観論も混ぜ込んだ。

ライアン氏はオバマ大統領の政策との「決別」を強く訴え、自身と ロムニー大統領候補が景気回復と雇用創出に必要な難しい決断を下すと 言明。伝統的に民主党が有利な問題であるメディケア(高齢者医療保険 制度)を取り上げて「討論したい」と表明した。

同氏はフロリダ州タンパから37分間に渡って全米にテレビ中継され た演説で、「彼らはアイデアが尽きた。彼らの時代は過ぎ去り、不安と 分裂だけが残された」と指摘した。

ウィスコンシン州出身のライアン氏(42)は当選7回で下院予算委 員長を務める一方、共和党内では財政政策の立案者でもある。党内や保 守派の草の根運動「ティーパーティー」からの支持集めに取り組んでき た。

同氏は「若者には機会、高齢者には安心を与える米国を子供たちに もたらしてほしいという同世代の人々の思いを私は引き受ける」と語っ た。

原題:Ryan Says Obama’s Moment Has Passed as He Joins Romney on Ticket(抜粋)

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