ドイツ銀、円建てLIBORとTIBOR操作関与か-米で訴訟

ドイツの銀行最大手、ドイツ銀行 は31日、円建てのロンドン銀行間取引金利(LIBOR)と東京銀行間 取引金利(TIBOR)、ユーロ円ベースのデリバティブ(金融派生商 品)の価格を同行を含む銀行グループが操作したとして、同行を相手取 った訴訟が4月に米国で起こされたことを確認した。原告の名前は明ら かにしていない。

ドイツ銀は、LIBORなど銀行間金利の操作で各国の司法・監督 当局の調査対象となっている少なくとも10行余りの金融機関の一つであ り、今回の訴訟を含めて、同行を相手取って集団訴訟となる可能性があ る複数の訴えが米国で起こされている。他の訴訟で原告側は、ドル建て LIBORとそれに連動するデリバティブの価格を同行が操作したと主 張。ニューヨークの連邦裁判所で審理が併合されたこれらの訴訟につい て、ドイツ銀は6月に訴えを退けるよう求めた。

ドイツ銀はこの日、同行が監督当局に協力しており、内部調査の結 果、現在と過去の取締役会メンバーの不正行為への関与をめぐっては、 これまでのところ潔白が証明されているというコメントを発表。ポー ル・アハライトナー監査役会会長は31日付の行員に宛てた書簡で、「一 部の限られた数の行員が自らの意思で当行の規範に反する行為に関与 し、しかるべき対応が行われた」と説明した。

原題:Deutsche Bank Says Facing Lawsuit Over Yen Libor, Derivatives(抜粋)

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