ブラジル株:ボベスパは反落。月間上昇率が縮小-低調な決算で

31日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が反落。7月は月間ベースとしては2月以来の上げとな るが、上昇率は縮小した。企業決算が予想に届かなかったことが響い た。

電話会社のチン・パルチシパソエスは5.8%安。4-6月(第2四 半期)決算で純利益が3億4680万レアル(約130億円)と、前年同期 比0.9%減少したことが嫌気された。バンコABCブラジルは0.6%下 落。4-6月決算で調整後の純利益は8.6%減の5500万レアルだった。 原油安を背景に石油会社OGXペトロレオ・エ・ガス・パルチシパソン エスは2.9%、ブラジル石油公社(ペトロブラス)は4%それぞれ値下 がり。

ボベスパ指数は前日比2%安の56097.05で終了し、今月の上昇率 は3.2%に縮小した。通貨レアルはサンパウロ時間午後5時44分(日本 時間8月1日午前5時44分)現在、0.7%安の1ドル=2.0545レアル。

証券会社TOVコレトラのチーフエコノミスト、ペデロ・パウロ・ シルベイラ氏は電話取材に対し、「企業決算は弱い内容となっている」 と指摘。「滞納率の上昇に苦しむ銀行など、一部の業界では悪い数字に なっている」と述べた。

ブルームバーグがまとめたデータによれば、ボベスパ指数の構成銘 柄でこれまでに4-6月決算を発表した18社のうち9社が予想を下回る 内容となった。

原題:Bovespa Drops, Paring Monthly Gain, as Corporate Earnings Sink(抜粋)