NY原油:続落、米追加緩和観測が後退-経済統計の改善で

ニューヨーク原油先物相場は続落。 米消費者信頼感やシカゴ購買部協会指数が改善したことから、連邦公開 市場委員会(FOMC)が追加措置を発表するとの見通しが後退した。

ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査によれば、FOMCは この日開始した2日間の会合で量的緩和第3弾の実施は見送る公算だ。 米消費者信頼感指数は5カ月ぶりに改善したほか、シカゴ購買部協会指 数は前月から上昇した。

エネルギー関連の商品に重点を置くヘッジファンド、アゲイン・キ ャピタル(ニューヨーク)のパートナー、ジョン・キルダフ氏は 「FOMCの緩和に対する期待がある程度失われてしまったため、原油 は売られている」と指摘。「最近の上昇はもっぱら追加緩和を織り込ん でいた。経済指標が若干の改善を示しており、FOMCは以前ほど緊急 性を見いださない可能性がある」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物9月限は前週末 比1.72ドル(1.92%)安の1バレル=88.06ドルで終了。月間では3.6% 上昇した。

原題:Oil Declines for Second Day on Speculation Fed to Forgo Stimulus(抜粋)

--取材協力:Mark Shenk、Grant Smith、Rainer Buergin、Caroline Fairchild、Joshua Zumbrun.