米住宅金融局、保証ローンの元本減免せず-財務省要請を拒否

米ファニーメイ(連邦住宅抵当金 庫)とフレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)は、財務省が助成金を 提供しても、焦げ付いた住宅ローンの元本を減免しない見通しだ。両社 を監督する米連邦住宅金融局(FHFA)が31日、明らかにした。

FHFAは政府管理下の住宅ローン金融会社が債務評価額引き下げ などローンの修正を実施するのを禁じる方針を長年続けている。 FHFAのデマルコ局長代理は記者説明で、この方針を変更しても納税 者に明白な利益はないとの結果が数カ月にわたる分析で示されたと語っ た。

さらに、「方針を変更した場合にもたらされる利益は、未知のコス トやリスクと比較してあまりに小さく、不透明だとの結論に達した」と 述べた。

一方でガイトナー長官は、この決定をめぐりデマルコ局長代理への 書簡で批判。「これが米国にとって最善の決定だとは思わない」とし、 「政府支援機関(GSE)が的を絞った元本削減を実施すれば、非常に 多くの困難を抱えた住宅所有者に大きな助けとなる」と続けた。

原題:FHFA Rejects U.S. Treasury Request for Mortgage Debt Writedowns(抜粋)