NY金:5日ぶり下落、米指標の改善で追加緩和観測が後退

ニューヨーク金先物相場は5営業日 ぶりに下落。米消費者信頼感指数が5カ月ぶりに改善したことから、連 邦公開市場委員会(FOMC)に対する緩和圧力が後退するとの見方が 強まった。

米民間調査機関のコンファレンス・ボードが発表した7月の消費者 信頼感指数は65.9と、前月の62.7(速報値62.0)から上昇した。ブルー ムバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は61.5だった。FOMC はこの日、2日間の日程で会合を開始。欧州中央銀行(ECB)は8月 2日に政策会合を開く。ECBのドラギ総裁は先週、ユーロを守るため に必要なあらゆる措置を取ると表明した。

インテグレーテッド・ブローカレッジ・サービシズ(シカゴ)のヘ ッドディーラー、フランク・マギー氏は電話インタビューで、「明るい 内容の指標は何であれ、緩和措置の発表が数カ月先送りされることを意 味する」と指摘。「ECBがどんな行動を取るのか、あるいはドラギ総 裁は単に口先だけだったのかを見極めたいとの思惑が広がっている」と 述べた

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物12 月限は前日比0.6%安の1オンス=1614.60ドルで終了した。月間で は0.6%値上り。

原題:Gold Drops for First Time in Week as Data Mutes Bets on Stimulus(抜粋)