アップル株が大幅高-株式分割とダウ平均組み入れの観測で

31日の米株式市場で、時価総額世界 一のアップルの株価がここ2カ月余りで最大の上げとなった。サンフォ ード・C・バーンスティーンが、アップルは株式分割を検討しており、 実行すれば同社株はダウ工業株30種平均に組み入れられる可能性がある と指摘したことが材料視された。

アップル株の終値は前日比2.6%高の610.76ドル。5月21日以来の 大幅高となった。年初来騰落率はプラス51%。

バーンスティーンのアナリスト、トニ・サコナギ氏は31日付のリポ ートで、アップルが17年ぶりの配当を3月に決めたことで、株式分割後 にダウ銘柄に採用される可能性が高まっていると分析。「配当実施によ り、ダウ平均の構成銘柄と同じラインに立つことになる。時価総額 が2150億ドル(約16兆8000億円)超で、配当を実施し、ダウ平均に組み 入れられていないのは現在、アップルだけだ」と指摘した。

アップルの広報担当スティーブ・ダウリング氏はコメントを控え た。

原題:Apple Rises as Bernstein Sees Stock Split, Dow Index Ahead (1)(抜粋)

--取材協力:Clyde Eltzroth、Whitney Kisling、Lu Wang、Adam Satariano.