米個人消費支出:6月は前月比変わらず、実質はマイナス

6月の米個人消費は前月から変わら ず。所得は増加したものの、消費者はその分を貯蓄に回した。

米商務省発表の6月の個人消費支出(PCE)は前月比変わらず。 前月は0.1%減と、速報値のほぼ変わらずから下方修正された。6月の PCEはブルームバーグがまとめたエコノミスト予想(0.1%増)を下 回った。

個人所得は前月比0.5%増加した。前月は0.3%増(速報値0.2% 増)に上方修正された。貯蓄率は4.4%と前月の4%から上昇し、ここ 1年での最高となった。

TDセキュリティーズの外国為替・金利・商品担当グローバルヘッ ド、エリック・グリーン氏は、「個人消費は明らかに弱まっている」と 述べ、「労働市場はあまり強くない」と続けた。

インフレ調整後の実質ベースでのPCEは前月比0.1%減となっ た。マイナスは昨年8月以来初。前月は0.1%増だった。

自動車といった耐久財消費はほぼ変わらず。前月は0.4%減だっ た。ガソリンといった非耐久材の消費は0.4%減。サービス消費はほぼ 変わらずだった。

賃金・給与は0.5%増、前月の0.1%増から伸びが加速した。可処分 所得はインフレ調整後ベースで0.3%増。前月の0.5%増から減速した。

PCE価格指数は前年比で1.5%上昇にとどまり、3カ月連続して 米連邦公開市場委員会(FOMC)のインフレ目標を下回った。食品と エネルギーを除くコア指数は1.8%の上昇だった。

い。

原題:Consumer Spending in U.S. Unchanged in June as Incomes Rise (2)(抜粋)

--取材協力:Kristy Scheuble.