ドイツ銀:投資銀部門の報酬7%減、1人当たりは852万円

独銀最大手ドイツ銀行が4-6月 (第2四半期)に法人・投資銀行部門の従業員報酬向けに積んだ金額 は、前年同期を7%下回る12億9000万ユーロ(約1240億円)となった。 欧州ソブリン債危機の影響で同部門のトレーディング収入は減少した。

ドイツ銀が31日に届け出た資料から分かった。前年同期の積立額 は13億9000万ユーロだった。グローバル・トランザクション・バンキン グを含む同部門の従業員1万4542人の1人当たり平均は8万8846ユーロ (約852万円)と、前年同期の9万452ユーロに比べ1.8%減だった。

シティグループのアナリスト、キナー・ラクハニ氏はドイツ銀の証 券部門について、繰り延べ支払い報酬の費用と柔軟性の欠如がコストを 押し上げたと指摘。同氏はリポートで「コストには失望した」とし、 「ドイツ銀は法務と規制対応の費用負担を強調しているが、繰り延べ支 払い報酬の費用と報酬をめぐる柔軟性の欠如もコスト高の要因だと思わ れる」と記している。

部門の債券トレーディング収入は21億8000万ユーロに減少。株式発 行・売り出しのアレンジ収入は64%減、債券引き受けの手数料は11%減 だった。

原題:Deutsche Bank’s Investment-Banker Pay Fell 7% in Second Quarter(抜粋)