中国株(終了):上海総合指数、09年来の安値-業績懸念で

中国株式相場は下落。景気減速で企 業利益の伸びが損なわれるとの懸念が広がる中、上海総合指数はここ3 年余りの安値を付けた。

宝山鋼鉄(600019 CH)や鞍鋼軋鋼(000898 CH)などの鉄鋼株が下 落。中国の製鉄各社の1-6月(上期)利益の合計が96%減少したこと が響いた。ディーゼルエンジンなどを製造する華源凱馬(900953 CH) を中心に上海証券取引所の外貨建てB株が値下がり。取引所の規制強化 が企業の上場廃止につながる可能性があるとの懸念が広がった。

一方、鉄道建設の中国中鉄(601390 CH)は上昇。中国当局が鉄道 投資計画で今月2度目の増額を発表したことが好感された。中国人寿保 険(601628 CH)も買われた。

上海証取のB株と人民元建てA株の両方に連動する上海総合指数は 前日比6.28ポイント(0.3%)安の2103.64と、2009年3月以来の安値で 終了。今月は5.5%値下がりした。

外貨建ての上海B株指数は前日比0.9%安。30、31両日合わせた下 落率は6.5%と、2日間の下げとしては昨年8月以来の大きさとなっ た。上海、深圳両証取のA株に連動するCSI300指数は前日比0.1%安 の2332.92で引けた。

宏源證券の唐永剛アナリスト(北京在勤)は「景気が悪い状況で下 降トレンドに変わりはない」と述べた上で、「短期的に上昇する場面が 何度かあるかもしれないが、追加の政策緩和がなければ中・長期的には 下落基調が続くだろう」との見方を示した。

原題:China’s Stocks Decline to 2009 Low; B Shares Slump on New Rules(抜粋)

--取材協力:Zhang Shidong.