フランスとイタリア、ESM銀行免許案を復活-南ドイツ新聞

フランスとイタリアは恒久的な救済 基金である欧州安定化メカニズム(ESM)に銀行免許を与え、欧州中 央銀行(ECB)のリファイナンスオペによる無制限の流動性供給を利 用できるようにする案を復活させた。ドイツの南ドイツ新聞が情報源を 示さずに報じた。

同紙によるとECB政策委員会の主要なメンバーはこの案を支持し ている。委員の名前は挙げていない。同紙が欧州連合(EU)当局者の 発言として報じたところでは、同案は以前からあったものの具体的に協 議されたことはない。

当局者らは過去2年の経験を踏まえ、ESMがECBから直接資金 を借り入れることが可能か、またどのような条件でこれを行えるかを検 討することにしたという。同紙が当局者の話として伝えた。

また同紙によると、別の当局者はESMに銀行免許を与える案が支 持を集めつつあると述べた。ただ、ドイツのメルケル政権と独連邦銀行 (中銀)、メルケル首相の連立与党議員の過半数は、インフレをあおる 恐れがあることやECBの独立性が損なわれるリスク、法律に抵触する ことを理由に反対しているという。

原題:France, Italy Revive Plan on ESM Bank License, Sueddeutsche Says(抜粋)