バイエル:通期業績見通し上方修正-4~6月は市場予想上回る

ドイツの医薬品最大手バイエル は、2012年通期の売上高と利益の見通しを上方修正した。化学肥料と医 薬品の販売増加に加え、同社に有利な為替の相場展開を理由に挙げた。

同社の31日発表によると、通期売上高は約4-5%増え約390億 -400億ユーロ(約3兆7400億-3兆8400億円)に達するもよう。為替 相場やポートフォリオの変動の影響は除外した。従来は約3%増を見込 んでいた。

1株当たりコア利益は約10%増える予想で、一部項目を除く EBITDA(利払い・税金・減価償却・償却控除前利益)の伸び率は 1桁台後半となる見通し。これまではどちらも若干の改善としていた。

4-6月(第2四半期)の一部項目を除くEBITDAは21億7000 万ユーロと、前年同期の20億4000万ユーロから6.7%増加。ブルームバ ーグがまとめたアナリスト14人の予想平均では20億8000万ユーロが見込 まれていた。売上高は前年同期比10%増の102億ユーロと、アナリスト 予想平均の97億5000万ユーロを上回った。1株当たりのコア利益は1.47 ユーロに達した。予想平均は1.37ユーロだった。

原題:Bayer Increases 2012 Forecast on Growth in Crop Chemicals, Drugs(抜粋)