【テクニカル分析】債券先物、下値めど143円78銭-フィボナッチ示す

三菱UFJモルガン・スタンレー証 券の六車治美シニア債券ストラテジストは、テクニカル分析に基づく と、債券先物は目先、調整局面入りを示唆しており、下値めどは約1 カ月ぶり安値となる143円78銭との見方を示した。

債券先物の中心限月は、日中取引の日足チャートで7月30日に 144円22銭から144円30銭に取引実績のない価格帯である「窓」を 空けて下振れした。六車氏は、「日足は30日に窓を空けて下げたため、 調整入りを示唆する形となった」と指摘した。

また、六車氏は、週足チャートについても「今週の始値144円18 銭が前週の中心値144円47銭を上回らず、前週安値の144円30銭も 下回ったことから売りシグナルを示した」と説明した。

当面の下値めどとして、フィボナッチ数列に基づくと、3月16 日に付けた年初来安値140円99銭から7月23日に付けた年初来高値 144円64銭の23.6%戻しの水準である143円78銭との見方を示した。 31日の終値は144円01銭だった。

フィボナッチ分析は、相場が高値と安値の間を分割したフィボナ ッチ比率(0%、23.6%、38.2%、50%、61.8%、76.4%、100%)に 応じて上下の値動きをするという理論に基づいている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE