米NY州都市交通局、駅構内出店でアップルを特別扱い-監査

米ニューヨーク州のディナポリ会計 検査院長による監査で、時価総額で世界最大の企業、米アップルが都市 交通局(MTA)のグランド・セントラル駅への出店契約で有利な立場 にあったことが判明した。

会計検査院長が30日公表した監査結果によれば、MTAが企業各社 に出店を提案する1年余り前からアップルとMTA当局者が店舗スペー スのリース契約について交渉していた。MTAが2011年5月に提案を公 表する前にアップルは駅構内のスペースを当時占めていたレストラン と500万ドル(約3億9100万円)で買い取る契約を結んでおり、MTA はその後、各社にそのスペースのリースで同額を支払うよう提案した。

会計検査院長は声明で、「MTAはアップルを特別扱いし同社を有 利にしたことで厄介な前例を作った」とコメントした。

MTAのジョセフ・ロタ会長兼最高経営責任者(CEO)は監査が 正確でないとする声明を発表。「MTAのアップルとのリース契約はオ ープンかつ透明で、法律の精神と条文に従っている。この監査は事実に 基づくものではなく、監査官の意見は無益だ」と指摘した。アップルの 広報担当者はコメントを控えた。

原題:Apple Got Special Treatment for Grand Central Lease, Audit Says(抜粋)

--取材協力:Adam Satariano.

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