ドイツ:6月の小売売上高指数、予想に反し3カ月連続で低下

ドイツの6月の小売売上高は、市場 予想に反し3カ月連続で減少した。欧州債務危機の影響をめぐる先行き 不透明感が広がっていることが背景にある。

独連邦統計庁が31日発表した6月の小売売上高指数(物価・季節調 整済み)は前月比0.1%低下。4カ月連続だった2007年末以来で最も長 い低下局面となった。ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト23人を 対象にまとめた調査の予想中央値は0.5%の上昇。5月は0.3%低下し た。6月は前年同月比では2.9%上昇した。

デカバンクのエコノミスト、アンドレアス・ショイアレ氏(フラン クフルト在勤)は統計発表前の段階で、「賃金は力強く上昇し、雇用市 場も安定しているが、それらの刺激効果はまだあまり確認できない」と 指摘。「そろそろ小売売上高が増加してもいい頃だ。売上高が今後数カ 月で急増するとは予想していないが、今後2四半期は緩やかな伸びが見 込まれる」と述べた。

原題:German Retail Sales Unexpectedly Fell for a Third Month in June(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg.