中国の短期金利1カ月ぶり大幅上昇-予想外のリバースレポ抑制

中国の短期金融市場で31日、指標 の7日物レポ金利が約1カ月ぶりの大幅上昇となった。中国人民銀行 (中央銀行)がリバースレポの供給を絞ったことで流動性が減るとの見 方が広がった。

人民銀はこの日の7日物リバースレポ取引で供給を80億元(約980 億円)と、今月5日以来の低水準にとどめた。招商銀行によれば、同取 引で今週期日を迎える分は1450億元、31日だけで950億元に上る。

興業銀行の債券アナリスト、郭草敏氏(上海在勤)は「リバースレ ポの供給額が期日を迎える分に比べてかなり少なかったため、流動性は やや逼迫(ひっぱく)した」とした上で、「今回の人民銀の意図は、誰 もはっきりと分からない」と述べた。

銀行間資金の取引センター、NIFCがまとめた加重平均による と、7日物レポ金利は上海時間午前11時11分(日本時間午後0時11分) 現在、前日比21ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇 の3.35%と、6月21日以来の大幅上昇。

郭氏は、人民銀はマネーサプライ(通貨供給量)を増やすため、8 月に市中銀行の預金準備率を引き下げる可能性があるとの見方を示し た。

原題:China Money-Market Rate Jumps as PBOC Cuts Reverse-Repo Offering(抜粋)