米FOMC:追加の資産購入は9月まで見送りへ-BN調査

米連邦準備制度理事会(FRB)の バーナンキ議長は、今週の連邦公開市場委員会(FOMC)会合で大規 模な資産購入策第3弾の発表を見送り、6000億ドル(約47兆円)規模の 住宅ローン関連証券や国債を購入する計画の発表を9月まで待つ可能性 が高い。ブルームバーグ・ニュースのエコノミスト調査の予想中央値で 示された。

エコノミスト58人を対象に今月25-27日に実施した調査によると、 FOMCが7月31日、8日1日の会合で新たな資産購入に踏み切るのを 控えると予想するエコノミストの割合は88%に上った。一方、FOMC が9月12-13日の会合で資産購入を発表するとの回答は48%だった。

バーナンキ議長は今月の議会証言で、3年5カ月連続で8%超に高 止まりする失業率の押し下げに向け、雇用市場が「持続的な進歩」を示 さなければ、FRBは追加措置を講じる可能性があるとの認識を示し た。バークレイズの米国担当シニアエコノミスト、マイケル・ゲイペン 氏(ニューヨーク在勤)は、FOMCは雇用データをさらに確認した上 で資産購入に踏み切りたい考えだと述べた。

ゲイペン氏は、4-6月(第2四半期)の米成長率が1.5%にとど まるなど、「経済は足踏み状態のため、直ちに何かをしなければいけな いわけではない」と指摘。「FRBが当面様子見の姿勢でいられるの は、金融市場の状況がそれほど落ち込んでいないためだ」と述べた。

FRBは今週、資産購入を拡大するよりも、政策金利をゼロ近辺で 維持する時間軸を延長する可能性が高い。現在の時間軸は2014年遅くま でとなっている。エコノミストの26%がFRBが時間軸の延長を発表す ると予想する一方で、74%は時間軸を変えないと予想している。

原題:Fed Seen Forgoing Next Round of Asset Purchases Until September(抜粋)

--取材協力:Catarina Saraiva、Terry Barrett.

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