三菱電:4-6月期利益が市場予想上回る、今期据え置き-株価は上昇

三菱電機が発表した4-6月期の 連結純利益は前年同期比12%増となった。欧州やアジアでの景気減速 を受けて主力の産業メカトロニクスのほか家電や電子部品の販売が減っ て営業利益は落ち込んだが、税金要因で純利益が増えた。今期(13年 3月期)業績予想は据え置いた。

4-6月期の純利益304億円は、ブルームバーグ・データが集計し たアナリスト5人の事前予想平均249億円を上回った。営業利益は同 11%減の466億円ながら、市場予想431億円は上回った。売上高は同

3.8%減の7827億円。

部門別の営業損益を見ると、産メカの営業利益が同24%減だった ほか、家電で同12%減、電子部品も前年同期の24億円からゼロとなっ た。一方で重電システムは27%の増。円高で売上高に180億円の影響 が出たが、うち110億円は対ユーロの円相場変動に伴って発生した。

三菱電機の株価は午後に小幅高で推移していたが、決算発表を受け て上げ幅を拡大し、前日比4.8%高まで買われている。