アジア株:上昇、欧米当局の政策期待で-キヤノンが高い

31日午前のアジア株式相場は上昇。 世界経済が減速する中で、米連邦準備制度理事会(FRB)や欧州中央 銀行(ECB)が景気てこ入れに向けて準備が整っていることを示唆す る可能性があるとの見方が広がり、輸出関連銘柄の業績見通しが改善し た。指標のMSCIアジア太平洋指数は、このまま推移すると2カ月連 続の値上がりとなる。

東京市場ではキヤノンや北陸電力が上昇。一方、家庭用洗剤などを 製造するオーストラリアのキャンベル・ブラザーズはシドニー市場で 9%安。世界経済の不安定さや不透明感が業績にマイナスの影響を与え たもようだと明らかにした。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午前11時17分現在、前日 比0.9%高の118.32。騰落銘柄比率は下落1に対し上昇が約3。今月の 騰落率はプラス0.9%と、このまま終了すれば2カ月連続の上昇とな る。

日経平均株価の午前終値は前日比44円3銭(0.5%)高の8679円47 銭。

原題:Asian Stocks Rise on Optimism Fed, ECB May Signal Stimulus Steps(抜粋)