台湾4-6月は予想外のマイナス成長-12年成長予想引き下げ

台湾の4-6月(第2四半期)の経 済成長率は、世界的な景気回復の勢いが衰える中で予想外のマイナスと なった。この結果を受けて台湾当局は今年の成長予想を引き下げた。

行政院主計処(統計局などに相当)が31日発表した第2四半期の域 内総生産(GDP)速報値は前年同期比0.16%減少。ブルームバーグ・ ニュースがまとめたエコノミスト13人の予想中央値では、0.5%増と見 込まれていた。マイナス成長は2009年以来。1-3月(第1四半期) は0.39%増だった。

DBSグループ・ホールディングスのシンガポール在勤エコノミス ト、マ・ティイン氏は統計発表前に、「マクロ政策は域内の成長支援の ため緩和姿勢にシフトするとの観測が強まっている」と指摘。「ただ、 インフレ率がなお比較的高く、金利は既に低水準にある。中央銀行によ る利下げがあるとしても、それほど積極的ではないだろう」と述べた。

台湾当局はこの日、12年の成長率予想を3.03%から2.08%に引き下 げた。国際通貨基金(IMF)は先週、台湾の最大の貿易相手である中 国について、深刻な下振れリスクにさらされているとの見解を示した。 中国当局は6四半期にわたる景気鈍化に歯止めをかけようと取り組んで いる。

原題:Taiwan’s Economy Unexpectedly Shrinks as Europe Hurts Exports(抜粋)

--取材協力:Adela Lin、Tim Culpan、Janet Ong、Andrea Wong、Cynthia Li.

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