ゴールドマン傘下ファンド、コメルツ銀からビル取得へ-関係者

米ゴールドマン・サックス・グルー プが運営するファンドはコメルツ銀行から、ベルリンのブランデンブル ク門近くに位置する約1億5000万ユーロ(約140億円)相当のビル一棟 を取得することで合意した。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。

発表前であることを理由に関係者らが匿名で明らかにしたところに よると、「リンデンコルソ」ビルの売却手続きは9月末までに完了する 見通し。同ビルには集合住宅やオフィスのほか、独フォルクスワーゲン (VW)のショールームが入居している。ベルリン中心部の大通りウン ターデンリンデンとフリードリヒシュトラッセの角地に位置する同ビル は1997年に建てられ、総床面積は4万7270平方メートル。

国際展開する企業は欧州債務危機のさなかにもかかわらず、欧州の 安全な投資先を求め、過去2年間にわたってドイツ国内の商業不動産投 資を積み上げてきた。シカゴの不動産仲介業ジョーンズ・ラング・ラサ ールのデータによると、非ドイツ系による昨年の国内オフィスおよび商 業モールの購入額は93億ユーロとなり、2008円以降最高となった。

関係者らによると、ゴールドマン傘下のホワイトホール・ストリー ト・リアル・エステート・ファンズがコメルツ銀系のクローズドエンド 型の不動産投資信託からリンデンコルソを購入する。ホワイトホールは すでに同物件の借地権を保有している。

ゴールドマン・サックスの広報担当者、モニカ・シャーラー氏とコ メルツ銀行の広報担当マルクス・エセル氏はいずれもコメントを控え た。

原題:Goldman Sachs Fund Said to Buy Berlin Building From Commerzbank(抜粋)

--取材協力:Karin Matussek.